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  ひろさきし さんぴない
青森県弘前市小比内三丁目18番地1
電話:0172-27-1001(代表)
FAX:0172-27-1023

学科の特徴について


ホスピタリティー精神をもって、地域に貢献する

                  医療技術学科副学科長  小山内筆子

 リハビリテーションの専門職は、患者さまや障がいを持つ方に、医療技術を通じてサービスを提供します。忘れてならないことは、こうしたサービスを必要とする方が、社会で生活する上でとても弱い立場におられることです。

  今まで暮らしてきた土地から離れ、遠く離れた土地で新しい暮らしを始めるときの不安を想像してみてください。その土地の気候や風土、地形、習慣、食べ物、お国訛り、人との関わり、歴史、文化など地域のあらゆるものに慣れるまでの不安が大きいのです。それほど、暮らしは地域に影響されています。
 若い方や丈夫な方ほど、新しい土地に慣れるのが早く、弱い立場の方ほど慣れるのに時間がかかり、難しくなります。実は、たとえ住み慣れた地域であっても、病気になったり、障がいを持ったり、お年を召したりすると、地域のいろいろなことから思いがけない影響、多くの場合暮らしを難しくする影響を受けることになるのです。 


 
 私たちの言語聴覚学専攻では、これまでの医療教育のように、病気や障がいそのものに向き合うだけではなく、病気の方、障がいのある方、お年寄りが、安全に生き生きと暮らせるように、住み慣れた土地の良さを活かしつつ、一方で、暮らしを難しくするような影響を少しでも減らしていくための街づくりにも取り組んでいきます。そして、街づくりの取り組みを通じて、私たちの専門であるコミュニケーションや食べることの問題に、しっかりと向き合っていける言語聴覚士を育てていきます。
 そのために、専門科目の3分の1は、障がいを持つ方の暮らしのサポートに関する科目を設定しています。そして、学生たちは、障がいの擬似体験を通じて、障がいを持つ方の気持ちを理解することから専門の勉強を開始します。さらに、障がいを持つ方の地域参加支援事業を学生が企画、運営したり、障がいを持つ方の地域活動にボランティアとして積極的に参加したりするなど独自の教育方法を実践しています。 


  私たちの大学は、基本理念にホスピタリティー精神を、そして役割の第一に「地域への貢献」を掲げています。
 弘前を、青森を、東北という土地を愛し、東北弁を誇りに思い、地産の食べ物を食べられることに喜びを感じ、そこに暮らす全ての人を愛し、且つ、お役にたちたいという気持ちを持つこと、それがホスピタリティー精神です。そして、弘前医療福祉大学・言語聴覚学専攻でホスピタリティー精神を学び、独自の教育方法で街づくりを学んだ若者たちは、いずれ、「いつでもどこでも、弱い立場の方々に対して、地域に暮らす全ての人たちが優しく接することのできる」、そういうすばらしい街を実現してくれることでしょう。




 学科の特徴と授業・活動の実際
  
    (クリックして詳しい内容をご覧ください)

① 障がいの評価と機能改善のための知識・技術の習得
② 地域参加を重視した科目構成
③ 障がいを持つ方の生活を重視した授業内容
④ 障がいの擬似体験授業から始める
⑤ グループ学習
⑥ 啓発活動
⑦ 学生企画の事業・活動

⑧ ボランティア活動
⑨ 地域との連携事業・活動